出番です

起きたのは3時ごろ。
目的はモーグル男子決勝を見るためだった。
しかし、テレビでやってない。
「おかしい」と思い確認してみると、1時にやっていたらしい。
女子と同じ時間と思っていたらまさか早いとは・・・。
考える。
「寝る」か「起きている」かの2択。
小心者のためしぶしぶ後者を選択することに。
とくにこれといってなにかをするわけでもなく、ただボーっとテレビを見ていた。
発表資料をプリントしていたが、軽く目を通すぐらいしかできない。
ボーっとしていても時間は早くすぎていくもので気づくと7時。
学校のほうがいいと判断し、歩いていく。
階段を上っている最中に急に苦しくなり咳き込むが、なんとかふんばりやっとの思いで到着。
最後の見直しをすると思いきやたまたま居合わせた後輩とおしゃべりをする。
しゃべっていたら時間になったのでいざ会場へ。
パソコンの調子が悪かったらしく、開始時間が少し遅れる。
オイラは4番目。
軽く緊張しつつ出番が来るのを待つ。
そして本番へ。
ここで少しトラブル。パワポを開きたいのだが、矢印が思ったように動かず手間取る。
自分で緊張をほぐすこととなる。
今度こそ本番。
ほぼ15分間しゃべりとおす。
質問へ。
それなりに質問に答えていた。
ここである先生が「今までと変えたことなんかはあるの?」みたいな質問をしてきた。
オイラは正直に「実はとくにこれを変えたってことはないんです。」
そうすると「念力なんかはこめましたか?」とおっしゃる。
オイラの頭に?マークが出る。
つづけて「念力こめるのも大事なことなんですよね。」
軽く笑いが起こる。
そこですかさずオイラも「出てくれと思ってやってました。」と言ってやった。
また笑いが起こる。
そしてなごやかな雰囲気を残しつつ無事に終わりをむかえたのであった。
結果を出すためには念力が必要ということを知り、大事な発表会で笑いをとることに成功したのであった。
たいした成果である。


予想通りなんとかなり無事に帰れたことこそ幸いである。