ぜんまい止まる

がんばって起きた朝。
外はいい天気で、日差しは少し痛いぐらい。
時間にあせりを感じつつも飯を食う余裕はある。
そして戻ってきたところに一報が。
この知らせによって、
オイラが朝からたくさん巻いていたはずの背中のぜんまいがほぼ止まりかけてしまった。
部屋からは人がどんどんといなくなり、
最後にひとり残ったオイラはどっかりとイスに座り、頭をたれて意識を失った。
ここで完全にぜんまいが止まってしまった。
そして再びぜんまいが巻かれることはなかった。
いったん途切れてしまうともうだめらしい。
明日巻きなおさなければ。