嵐の中

雨がびっくりするぐらい降っていた。
風もかなり勢いよく吹いていた。
帰宅するのを迷うぐらいであった。
時間をつぶしたほうがいいのかとも考えたが、変わらないであろうという結論の元、
嵐の中帰ることにした。
冷たくて、顔が痛くて、横風が強くて、最悪なコンディション。
スピードは全くだせない。
運転中笑うしかなかった。
心の中で「なにか起こすかもしれない。」と思った。
かなり怖かった。
なんとか家に着いたときの安心感は計り知れない。
無事でよかった。
ただ1時間後に雨がやんでいることを知ったとき、
なんともいえない気持ちになった。