やじうま

「野次馬」
1.老いた牡の馬。または、暴れ馬。
2.火事や騒ぎなどに物見高く集まる者のこと。
  自分には直接関係がないのに、あれこれと口を出す者のこと。他人の尻馬に乗って無責任に騒ぎ立てたりする者のこと。


まさに2番がオイラにぴったり。
「どうなった?」
「どうなる?」
「大丈夫?」
気持ちのこもっていない感情がいっぱい。
ワクワクというなにかを期待している自分がいた。
「危険ですから離れてください。」と言われれば、危険を冒してまでも近づきたくなってしまう衝動にかられた。
こっそりとできるかぎり近づいては見たのだが真相を追究するまでには至らなかった。
それにしてもこんなオイラのような人たちを止めなければならないっておそらくたいへんだろう。
邪魔でしかたがないと思われる。
愚痴をこぼしている姿が目に浮かんでしまう。
目に浮かんだところで浮かぶだけ。
「何かが起こっている」現場が近いならどうせ邪魔しにいくのだろう。
ずっと「野次馬」ですむならいいけど、オイラ自身が中心になることだけは避けなければいけない。