祝！野洲優勝

高校サッカーは野洲が優勝した。
野洲が勝っちゃったという感じ。
１点先制してから鹿実の波状攻撃に対して防戦一方になってしまい、
いつ点をとられてもおかしくない状態になっていた。
野洲を応援していたため「やばい、やばい」と思っていたら、とうとうこじ開けられた。
もうだめかもなという気持ちになってしまった。
後手後手の展開は変わりそうになかった。
延長に入っても決定的な場面は鹿実が多い。
なんとか最後のギリギリのところで踏ん張っているように思えた。
そんな中、後半７分にゴールが生まれた。
正直驚いた。高校サッカーでこんなゴールがあるのかと。
完璧すぎるゴールだった。
そしてホイッスルが鳴った。
決勝点のゴールも印象深いがもうひとつ印象深いことがあった。
野洲の選手がトリッキーなプレーをするたびに、
観客から歓声があがり、解説者も少し声を漏らしていた。
そんな場面が数多く見られた。
時間があれば毎年それなりに試合を見てるけど、今までではなかなか見られない風景。
それだけ今までにないサッカーを野洲がしていたのだろう。
最近の傾向として優勝校がかなり限られたいたことを考えると
今回の野洲が勝ったことで図式が変わっていくかもしれない。
変わっていってほしい。
そしたらもっと高校サッカーがおもしろくなるはず。