野球観戦記2

また行ってきた。
今日は神宮球場へ。
「ヤクルト×広島」
前回が土曜だったのに対して、木曜ってことで客はガラガラ。
レフト側の外野席に座った。
外野席はやはり応援がほんとに近く、圧倒されてしまう。
広島側に座ったので、ヤクルトの話を大きな声ではできない。
ヤクルトの応援なんてしたら、殴られるぐらいのオーラがある。
ひいきのチームがないオイラは、
レフト側の真ん中あたりの中段席という絶好のポジションということもあって
ホームランボールをとるという野望を持ちつつ、
ビールを飲みつつ、試合をじっくり見ていた。
そして、飛んできたのである。
4回表、広島の4番ラロッカが打った。
打った瞬間にホームランとわかる打球がレフト側に飛んでくる。
オイラの場所から少し離れた左側に突き刺さった。
これを見たとき、実際飛んできたらどうするかを考えてみた。
ライナー性の打球が自分の目の前にきたとき、
冷静にキャッチできるのだろうか。
ボールは硬球だから、ほんとに硬い。
打球は勢いがあり、まともに当たったらケガをするのは当たり前。
怖い。
逃げる確率のが高いのではないかという考えになる。
そんな思いが頭の片隅ありつつ、観戦していたら、
ふたたび打球があがった。
5回裏、ヤクルトの4番のラミレスが大きな飛球を打ち上げたのである。
これもオイラがいるレフトのほうへ。
きれいな放物線を描いて、今度はオイラの右側に落ちてきた。
惜しかった。
ライナーじゃなかったから、なんとか対処できたかも。
もう少し左側なら・・・。
肝心の試合はというと、
両チームの先発が四球を出さないこともあって、
非常にしまっていて投手戦。
見に来ると投手戦になる傾向があるらしい。
3−1でヤクルトリードのまま、
8回には五十嵐、9回には石井と勝ちパターン。
二人ともやはり直球は非常にはやい。
簡単に広島打線を抑えてしまった。
ということでヤクルトが完勝した。
レフト側にいたオイラは、広島ファンの悲しみを見つつ、
球場を後にしたのである。
いい試合だった。
それにしてもファンのすごさを改めて実感した。
お前らも応援しろみたいなプレッシャーが背中に軽く伝わってきたし。
思い入れがあると違いますな。
少しうらやましい気もしたりなんかして。
ホームランボールは次の機会ということで。
普段なかなか会えない友達にも会えたし、
いや〜、楽しかったですわ。